団体概要

Aboutシンセサイズ中部とは

参加するだけで気付きと発見があり、出口が見出せるかも?!?

メンタル疾患のリカバリーコミュニティ
シンセ会には、多くのリカバリー体験者が
定例会を楽しみにして下さってます。

かく言う私もシンセ会はライフワーク化しております。
申し遅れました私、代表の井上雄裕と言います。

メンタル疾患当事者サークル【シンセサイズ中部】の活動が現在のミーティング形式に移行したのは、2013年4月に遡ります。

毎回10名以上の参加者さんが
それぞれの体験からテーマに沿って深掘り、対話、
クロストークが繰り広げられます。

また、シンセ会ならではの特徴として当事者のみならず、親子での、あるいは
親御さんのみの参加も多くいらっしゃいます。親の気持ち、子の気持ち、
それぞれの理解が深まり、環境の改善に繋がると考えます。

古参の方は長らくのお付き合いの中で
どんどん成長、進化してるのが
私には手に取るように分かります。

つまり、
シンセ会にリアルでの参加はヒト薬であり、
時間はかかっても必ずメンタル疾患リカバリーに
良い作用があると確信しております。

皆さんのご参加、ご参集を
お待ちしております。

Historyヒストリー

名古屋で当事者会と言えば、名古屋うつ病友の会さんがミーティングを継続的に開催されておりました。
私たちの定例会シンセ会は“うつ友“さんのミーティング形式を下敷きにしております。

そもそもシンセサイズ中部は、創立者の初代代表が東京の当事者会シンセサイズ東京さんより〈のれん分け〉して頂いたと聞きます。
2000年1月に初代代表がスタートさせた当事者会はさまざまな試みとともに歩み続けて来ました。

Greeting代表挨拶

私は井上雄裕(いのうえたけひろ)と申します。私自身、統合失調症という精神疾患に30余年かかっており若いころには大変な苦労をして来ました。幸いにも様々な出会いと支援をおかげもあり今は家内と二人で幸せに暮らしております。今、この障害を俯瞰していくらか想うことがあります。

この疾患に罹患した仲間の多くが大変な苦労や生きづらさを伴って生活しているという事実です。本人だけでなくご家族も多大な負担を背負っている場合がほとんどです。彼らの多くが偏見や差別の目にさらされていることも少なくないです。

こんな状況にも仲間たちはけなげに生きて行こうと懸命の努力を続けています。私は仲間の存在を気に掛けています。到底彼らを見殺しにはできまい、そう考えるから、私は仲間らの偏見や差別を取り除くことに自分の信じる道を突き進むことを深く胸に刻んでおります。

少し不器用な生き方かも知れませんが、私たちは存在しているのだ!私たちのことももう少し気に掛けて欲しい!世界の片隅でそう叫んでいる統合失調症の私なのです。