2025年1月定例会について

穏やかな年の初めでしたが

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

遅ればせながら明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

シンセサイズ中部としましては先代の江上幸さんが

この当事者サークルを立ち上げて四半世紀、

25年となりました。ここまで続いている自助会はなかなか

日本を見回してもないと思います。

そして月に一度の定例会も可能な限り

果てしなく続けていけたらいいなぁと

思っておりますので、お付き合いのほど

よろしくお願い申し上げます。

 

メンタル障害者でも

今この時代を生きてゆくのに

経済的な後ろ盾があれば

大抵の波風は立ったとしても

やってゆけるのではないでしょうか

経済的な後ろ盾とは

コンスタントに一定の収入があるということに

なってくると思います。

メンタル障害者に限らず

一定の収入となると【働く】となるのですが

そこが一つのポイントでしょう、

働けることが自立に繋がります。

メンタル当事者がそのまま無理なく働けることを

中心に考えると

ピアサポーターという職種が適任と

思われます。

日本の単科の精神科病棟には

20~30万人の入院患者が文字通り

取り残されています。

彼らを地域に返すのにマンパワーである

ピアサポーターが必要となります。

一般的にメンタル当事者は共感する力に優れており

かつ同じ境遇を知る者同志で

入院患者の迷える意思をグループホームなどの

地域の社会資源への移行にひと役買えると

想像します。

また、

ピアサポーターにしか成し得ない仕事でも

あると思います。

要はそこに一定の安定した収入が得られる

システムなり構成があれば

精神科入院患者の地域移行・地域定着は

とてもスムーズにいくことが

見込まれます。

 

今はまだ夢を見てるような構想ですが

今の日本にはそのような構造が必要と

私は想います。

 

1月シンセ会 1月18日(土)13-16時 やすらぎ会館201会議室

2月シンセ会 2月15日(土)13-16時 やすらぎ会館201会議室

 

皆さんのご参加をお待ちしております。

会場でお会いしましょう。